頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

履歴書

履歴書 その13

これからのことは、エッセイの『長い浪人時代』に詳しく書いているので、簡単に触れるだけにする。 1976年3月、大学入試、ことごとく落とされる。 1976年4月、K予備校入学。 この年、中原中也を知る。 1977年。 3月、大学入試、再びことごと…

履歴書 その12

ところで、ぼくの抱いていた「さて、どこで会ったんだろう?」の疑問だが、何年か後にやっと思い出した。 それは、夢の中で会ったのだ。 見ず知らずの人の夢を見るということは、その人がぼくの理想の女性だったということになる。 それほど、ぼくにとって大…

履歴書 その11

ギターについては、今年の1月に詳しく書いているので、ここでは割愛する。 さて、話はさかのぼるが、この年の4月、例の友人が自殺した日のことだった。 ぼくのクラスに、どこかで見たことのある女子生徒がいた。 『どこかで会ったことがあるんだけど、さて…

履歴書 その10

1973年11月、またもや事件が起きた。 柔道部に出入りしていた3年の先輩が、若戸大橋から飛び降り自殺を図ったのだ。 そのことは新聞にも載った。 見出しは『文学青年、若戸大橋から飛び降り自殺』だった。 ぼくは知らなかったが、先輩はよく哲学書を…

履歴書 その9

1973年5月、挫傷。 ぼくが柔道部に所属していたのは、この日記で何度も書いている。 1年の前半、それは真面目にクラブに通ったものだった。 5月、練習中に足の親指をねじってしまい、一時は人の肩につかまらなければ歩くことの出来ない状態になった。…

履歴書 その8

高校に入学した頃のぼくは、中学までとはうってかわって、もの静かな人間だった。 理由は二つある。 前にも話したが、友人の死というのが、その一つだ。 そういう初めての経験が、ぼくの中で処理できないでいた。 授業中に、死について考えていることもしば…

履歴書 その7

1973年4月、福岡県立×高校入学。 この高校は、前にも書いたとおり、女子の多い高校だった。 元高等女学校ということもあり、女子にとっては名門高校だった。 後年、同級生の女の子に就職を紹介したことがある。 その時、面接の人が「ほう、×高校出身で…

履歴書 その6

さて、昨日は中学時代を書いた。 今日は当然高校時代を書くわけだが、この二つの学校の入学式前後に、どうしても忘れることの出来ない事件がある。 中学入学の2日ほど前に、ぼくは母の知り合いのUさんから入学祝いを買ってもらうことになり、Uさんの車に…

履歴書 その5

さて、中学時代のことは、この日記にかなり書いているので、詳しいことはそのへんの日記を読んでもらうことにして、ここでは概略だけ書いておく。 中学1年。 ・中学に入学してからすぐにバレーボール部に入ったが、すぐに辞める。 ・1学期、習字の時間にク…

履歴書 その4

1970年4月、中学校入学。 「初恋」 いつのまにかの静けさがぼくに 淡い恋心を落としていった 思いもかけないことにように 君を好きになっていた こんな気持ちは初めてだった 不意に吹き狂う小嵐が ぼくを包み込むように 日々を攻めつけた 今想い起こし…

履歴書 その3

1968年、花の小学5年生。 『亜麻色の髪の乙女』が流行っていた頃に、ぼくは小学5年生になった。 3年4年と歳を増すごとに、ぼくは悪ガキになっていった。 4年生まではまともにやっていた宿題も、この頃からやらなくなっていった。 それから高校を卒…

履歴書 その2

1964年、小学校入学。 入学してしばらくしてからのこと。 同じ町内に、Rという同じ学年の女の子が住んでいた。 ぼくは保育園、彼女は幼稚園に通っていた関係もあって、あまり話をしたことはなかった。 ある日の学校帰り、Rがぼくの20メートルくらい…

履歴書 その1

1957年11月、この世に生を受ける。 この日、空は快晴であったという。 しかしその後、誕生日に晴れたことがない。 1961年8月、父死去。 会社での事故で、即死だったという。 しかし、会社側はそれを隠し、救急車で搬送中に死亡と発表。 夜中のこ…