2024年07月30日 バスに焦がれて きみの唇に触れたのは初めて知った恋なのか意地を張った夢なのか幼かった、夏の日にぼくはバスの影を見た静寂の中、気がつくと一人の女子が心にいたありふれた恋だった中学時代、ぼくは一人バスを探っていたきみを乗せたバスが見えなくなるまでずっと目で追っていた高校時代、そのバスがぼくのすべてだったここでは恋をしないんだと心に言い聞かせて過去の人を追っていた東京時代、バスはまだぼくの中を走っていた 「ノート」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 >