カテゴリ: 自然

風の絵描きさんは
白い絵の具を集めて
青空のキャンパスに
一筆で画を描きあげる
描きあげては
一番目立つ所に
その画を展示する
すべての人が
鑑賞できるように
その画を展示する



空の絵描きさん

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海原に白く見えるのは
波であり、鳥であり
遠くを行く船の色であり
窓に反射する光であり
異国からの便りであり
小人の島の灯台であり
ボートであり、ブイであり
時に跳ねる魚であり
小さなイカの群れであり
気化された潮の精であり
この季節の日差しであり
生きていくための糧であり
夢であり、希望であり
喜びの雄叫びである。



海原
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ダダダダダと雨が降りだしました。
ゴロロロロと雷が鳴りだしました。
ピカカカカと稲妻が走っています。
これから車で仕事に出かけようと
エンジンをかけたぼくにどうして
神仏はこの試練を与えるのだろう。
あまりにもあまりにもあまりにも
タイミングがよすぎるじゃないか。
もしかしたらぼくはいま「決死の
風神雷神障害物行」なる修行でも
させられているのではなかろうか。
それはないでしょう神さま仏さま。
ダダダダダゴロロロロピカカカカ
前が全然見えないじゃないですか。


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トンボが飛行機を背負って飛んでいる。
飛行機はあまりに大きすぎて、
トンボにはその存在がわからない。
だけどトンボは飛んでいる。
飛行機を背負って飛んでいる。

飛行機がトンボに背負われて飛んでいる。
トンボはあまりに小さすぎて、
飛行機はその存在がわからない。
だけど飛行機は飛んでいる。
トンボに背負われて飛んでいる。


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すべては六月に起きている。
今も陰暦を使っているものと、
勘違いした神様が、
「ああ今月は水無月か
それなら当分雨はいいや」と
晴れ間の数を増やすんだ。
下界はしばらく我慢をするが、
さすがに七月間近になると、
空梅雨などと騒ぎだす。
雨乞い神事がおこなわれ、
そこでようやく神様は、
暦違いに気づくんだ。
それで雨を降らすものの
焦りまくった神様が、
慌ててやってるもんだから、
雨の量を間違えて、
大雨降らせてしまうんだ。


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