自衛隊があてにならんと、今さら嘆いてみても仕方ない。
しかし、奴らはもうそこまで来ている。
さらに、奴らと親密な関係にある、北の動向も気になるところである。
どうにかして国を守らないと。
ところで、昨日のニュースでは、英国のSASがアフガニスタンに入ったとのこと。
結局プロのテロリストとまともにやりあえるのは、ああいう特殊部隊しかないのか。
このままだと、日本は奴らのいいようにされてしまう。
こういう時マスター・キートンが現実にいてくれたらなあ、と思うのはぼくだけだろうか?
信長が生きてくれたらよかったのに、と思うのはぼくだけだろう。
しかし、こういう時ウルトラマンがいてくれたら、と思うのはぼくだけではないだろう。
そういえば、昔「そうだ!ウルトラマンを呼ぼう」と言っていたドラマ(時間ですよ、だったか?)があったなぁ。
この際、皇居や国会議事堂などの警備を、円谷プロに演出させてみるか。
警備の自衛官に、ウルトラマンやゴジラの格好をさせ、戦闘機はモスラのデザインにする。
「自衛隊は、これより三班に別れ都内の特別警備を行う!皇居周辺はウルトラマン、国会議事堂はゴジラが警備にあたる。空の警備はモスラが行う!以上」
全員「シュワッチ」
景気付けに“ゴジラのテーマ”を陸上自衛隊吹奏楽部が演奏し、特別ゲストとしてザ・ピーナツが参加して「モスラーや、モスラー・・・♪」を歌う。
異様な光景だろうなぁ。皇居周辺をたくさんのウルトラマンが警備し、国会議事堂の周りをやたくさんのゴジラが取り囲み、空にたくさんのモスラが飛んでいたら。
これにはテロリストも困ってしまうだろう。
「いったい何をやっているんだろう?」「この国は狂ってるぜ!」「元祖カミカゼは何を考えているのかわからん」などと思ってくれたらしめたものである。
さらにテレビで、ウルトラマンシリーズ、一連のゴジラやモスラの映画をどんどん放映して、いかにウルトラマンやゴジラやモスラが強いかを奴らに見せつける。
そうすればテロリストたちも「日本恐るべし!」と攻撃を諦めるだろう。
そこで追い討ちをかける。
奴らのアジト付近を、納豆とタクワンとくさやの干物だらけにしてしまう。
「た、隊長!日本は新たな毒ガスを使用しています」「こ、この臭い、たまらん」
次に、スギ花粉を異常発生させる。
「隊長、眼がしばしばするであります」「鼻が・・・」「くしゃみが止まりません」
隊長も「日本人はよくこんな所で生活できるなぁ。あの異様な格好の強い軍隊といい、下手に攻撃かけたらろくな目にあわんぞ」と国外に退去してしまうだろう。