頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

誰だ?こいつ

今日、まったく知らない人から、「おーっ!こんにちは」と言われた。
ぼくは『エッ?誰だ?どこで会ったんだろう?』と思いながらも「こんにちはー」と一応頭を下げた。
するとその人が「今日は何事ですか?」などと声をかけてきた。
「はあ・・・?」と言いかけた時、後ろのほうから「いやー、今日は休みで買い物ですよ」と言う声がする。
よく見ると、三人が一直線上に並んでいる。
ぼくがその中間にいるのだ。
端の二人はお互いを見ているのだが、一直線上にいるため、ぼくを見て話しているように見える。
ただの勘違いである。
それにしても、そんな時は話しかける人に寄って行くなどして、ぼくを視線上に入れないで欲しいものだ。
二人が立ち止まって話すものだから、おかしいことになってしまう。

ところで、auのCMではないが、人から親しく「こんにちはー」などと声をかけられた時、『誰だったか?顔は見たことはあるんだけど・・・。お客さんやったか?前の会社の絡みだったか?』と思うことがよくある。
とりあえず、笑顔で「ああ、こんにちはー」と返してはいる。
自慢ではないが、ぼくは人の顔を覚えることが苦手である。
名前は姓名判断をかじっているせいか、わりとよく覚えている。
特にいい名前の人は忘れないものである。
しかし、顔のほうは人相学を勉強してないせいか、一度や二度会った位ではおぼえることが出来ない。

「こんにちは」ぐらいで終わればいいのだが、そこから「お久しぶりでーす。お元気でしたか?」などと話を続けられると、『さて、どう返したものか?』『どういう関係やったかのう?』『タメ口利いてもよかったやろうか?』『敬語の付き合いやったかのう?』と思いながら、とりあえず「はあ、一応」などと言葉短めに、ほとんど敬語で話している。
それから適当に話を合わしていき、その人を雰囲気や話の内容で必死に思い出そうとしている。
知ったものとして話を合わしているので、当然相手の名前は聞けない。
まあ、たいがいは話の流れで思い出すのだが、中にはなかなか思い出せない人もいる。
別れたあとも『で、一体誰やったんかのう?』などと考えているが、そのうち会ったことさえも忘れてしまっている。その程度の付き合いだったのだろう。
しかし、後になって「あ、そうか!あいつか」と思い出すこともたまにある。
その時、ぼくのほうがその人より力関係が上だった場合、「くそー、何であんな奴に敬語を使ったんかのう」などと悔しがっている。

これではいけないと、なるべく人の顔を覚えるようにしようと、むかしから努力はしている。
でも、人の顔は書いて覚えるわけもいかないし、「あなたの顔を覚えきらんから、写真を撮らして下さい」などと言うことも出来ない。
結局イメージで覚えるしかないが、そうそうイメージに残るほど特徴のある顔にはお目にかかれない。
何かいい方法はないものだろうか?