頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

ソノちゃん二連発

ソノちゃんが冷蔵庫を売った時の話。
お客さん「この黒い冷蔵庫下さい」
ソノちゃん「はい、黒い冷蔵庫ですね」
お客「いつ持って来てくれるかね」
ソノ「ご都合のいい時でいいですよ」
お客「じゃあ、明日持ってきてもらおうか」

翌日
係「ソノさん、昨日買ったお客さんから電話ですよ」
ソノ「もしもーし、お電話替わりましたが」
お客「あ、ソノさんですか。昨日の冷蔵庫を届けてもらったんだけど、白い冷蔵庫が来とるよ」
ソノ「お客さんは白と言わんかったですかねえ」
お客「黒と言ったでしょうが」
ソノ「あ、そうやったですねえ。配達が間違えたかのう。すぐに交換に伺います」
お客「今日はもう都合が悪いから、明日持ってきて」
ソノ「はい、わかりました」
お客「黒ですからね。今度は間違えんで下さいよ」
ソノ「わかりました」

その翌日
係「ソノさーん、あのお客さんから電話」
ソノ「今度は何かのう」
係「さあ?」
ソノ「あ、もしもーし」
お客「ソノさんかね」
ソノ「はい。どうしました?」
お客「昨日あれだけ言ったでしょうが」
ソノ「は?」
お客「今日も白い冷蔵庫じゃないですか」
ソノ「おかしいのう。それはすいません。すぐに取替えに行きます」
お客「お願いしますよ。今度は間違えんでね」
ソノ「今度は自分が行くけ、間違えませんよ」
お客「お願いします」

お客宅
ソノ「こんにちはー」
お客「今度は間違えんで持って来たでしょうね」
ソノ「今度は大丈夫です」
ソノちゃんが冷蔵庫を箱から出すと、そこにはまた白い冷蔵庫があった。
ソノ「おかしいのう」
お客「また白じゃないですか」
ソノ「会社に帰って、取り替えてきます」
お客「もういいです。ソノさん、あんたには負けました」


以前勤めていた会社では、毎月特定の商品の販売キャンペーンをやっていた。
週に一度、決行日というのがあった。
リーダーが全員の前に出て、「申告しまーす。しろげ隊は本日、テレビを100万円売ることを誓います。○○年○月○日、しろげ隊リーダー、しろげしんた!!」というふうに申告する。

昭和61年のことだった。
たしかテレビか何かのキャンペーンの時だったと思うが、ぼくたちのリーダーがソノさんだったことがある。
朝、いつものように申告式があった。
次々と申告を終えて、ソノさんの番だった。
「申告しまーす」と甲高い声が響いた。
「ソノ隊は本日、テレビを○○万円売ることを誓います」
ここまではつまずかずにいった。
「昭和47年○月○日」
全員がざわめいた。
「ソノさん、違う。昭和61年やろ」
「あ、そうやったかのう」
店長が、「ソノ君、やり直しなさい」と言った。
再び、ソノさんの申告が始まった。
「申告しまーす。・・・を誓います。昭和47年・・・」
まただ。
場内は爆笑になった。
店長が「ソノ君、今年は昭和何年かね」と聞くと、ソノさんは「昭和61年です」と答えた。
「ちゃんとわかってるじゃないか。もう一度やり直し!」
またソノさんの申告が始まった。
「申告しまーす。・・・を誓います。昭和47年・・・」
店長は呆れ果てて、「ソノ君、君は昭和47年に何かあったのかね」と聞いた。
ソノさんは、「いや、何もないですけど」と言った。
店長「何もないなら、3度も間違えるわけがないだろ。さあ、みんなの前で何があったか発表しなさい」
ソノ「いやー、本当に何もありません」
店長「本当に何もないんだね」
ソノ「はい」
店長「じゃあ、もう一度」
ソノ「申告しまーす。・・・を誓います。昭和四十、あっ、61年・・・」
店長「やっぱり何かあるんだね。後で事務所に来て、昭和47年に何があったかをぼくに教えなさい」
ソノ「はあ・・・」

ソノさんはぼくの顔を見て、「しんた君、おれはどうして『昭和47年』と言うたかのう」と、顔を真っ赤にして言った。
「知るか!」