年末は31日まで仕事、年明けは3日から仕事。
つまり、休みは元日と2日だけ。
ただの2連休である。
まあ、20数年間こういう生活をしてきているので、今ではそれがあたりまえのことになっている。
ぼくがもし22歳の時、こういう小売業の世界を選ばずに、年末年始にたくさんの休みを取れる企業に就職していたとしたら、今頃いったいどういう生活をしていただろうか。
考えられることは、「寝てばかりいないで、家のことをやって下さい」などと、嫁さんや母親から小言を言われる年末生活を送っているということだ。
「せっかくの休みなんだから、どこかに連れて行け」なんて言われているかもしれない。
どう考えても、ゆっくり休日を楽しむような暇はなさそうだ。
休みが少ないからこそ、惰眠をむさぼっていても、好き勝手なことをやっても、何も文句を言われないのだ。
もしかしたら、人から干渉されることが嫌いなぼくにとって、小売業というのは天職なのかもしれない。
ところで、以前デパートでコンピュータの手相占いをやったことがあるのだが、その時のぼくの天職は「小説家」となっていた。
小説家ねえ。
こういう日記なら、なんとか書けるのだが、想像力と持久力を要するような小説など、ぼくにはとうてい書けそうもない。
ほら吹きだから、話を作るのは好きだが、それを文章にするなんて、とても出来ない。
ぼくの手相の、いったいどの線が、「小説家」などというほらを吹いているのだろうか。
ミュージシャンを目指していた頃、「おれの天職はミュージシャンだ!」と無理矢理思っていた。
しかし、それが天職ではなかったことは、後の人生が証明することとなる。
天職であれば、嫌でもミュージシャンになっていただろう。
やっぱり、ぼくの天職は小売業なのかなあ。
ちょっと物足りないような気がする。