頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

牛乳の効能

昨日の朝から、体調が優れなかった。
朝起きた時、何か変だった。
朝の空腹感はあるものの、それは健康的なものではなく、気分の悪さを伴ったものだった。
「おかしいな」とは思いながらも、朝食を摂り、会社に向かう。
会社に着く頃には、何とか気分の悪さもなくなっていた。
が、社屋に入ったとたん、またぶり返してきた。
昨日は暑かったため、普段より強めにエアコンを効かせていたのだ。
それがいけなかったようだ。
だんだん頭が痛くなってくるし、それに連れて腹も痛くなってくる。
午後からは、脂汗をもかく始末だった。
帰る頃には寒気もした。
そのせいで、車の運転も安定しなかった。
何度かセンターラインをオーバーした。
幸い事故にはならなかったが、危機一髪の場面が二度もあった。

帰ってきてからが地獄だった。
熱を測ると、38度に達している。
どうりで寒気もするはずだ。
食欲もなく、昨日はそのまま寝ることにした。

ところが、寝つかれない。
ようやく眠ったと思うと、腹が痛くなってくる。
腹が痛いので寝相を変えると頭に響く。
寝汗はかく。
その繰り返しで、一時間おきに目が覚めていた。
目が覚めると、また寝つかれない。

また、こういう時に限って夢見も悪い。
前の会社時代に左遷されたことがあるのだが、その時の夢を見ていた。
きっとその時の重苦しい精神状態が、体調不良の精神状態と似ていたのだろう。

今朝は寝不足のまま、普段どおりに目が覚めた。
あいかわらず、腹が痛い、頭が痛い、寒気がする。
おまけに、いろいろな寝相をとったためか、腰が痛い。
幸い休みだったので、今日は何もせずにゆっくり寝ていることにしようと思ったが、腰が痛いために横になる気も起きない。

とりあえずは、何か胃に入れなくてはと思い、台所を漁る。
が、何もない。
しかたないので、牛乳1リットルを一気に胃の中に流し込んだ。
おかげで空腹感はなくなった。
ところがである。
数分後に腹が「グルグル」と唸りだしたのだ。
ぼくは、慌ててトイレに駆け込んだ。

トイレから出てしばらくすると、またもや「グルグル」が襲ってきた。
再びトイレに駆け込む。
その後も「グルグル」は治まることがなく、ぼくは幾度となくトイレを往復した。
ところが、それを繰り返しているうちに、ぼくはあることに気がついた。
トイレに行くたびに、体が楽になっていくのだ。
普通の下痢の時は、そういうことはない。
トイレに行くたびに体力を消耗して行くものである。
「不思議なこともあるものだ」と感心していると、何と頭痛や腹痛が治まっているではないか。
これはどうしたことだろう。
いろいろ考えてみてもわからないので、いちおう「牛乳1リットルが、体の中の毒素をすべて外に排出したのだ」ということにしておいた。

頭痛・腹痛に続いて、腰痛も何とか治まった。
すべてが治まった後、急に眠気がさしてきた。
「これも牛乳の効能か?」などと思いながら、布団の中に潜り込む。
起きてみると、すでに午後6時を過ぎていた。
体調はいい。
やはり、牛乳が毒素を出してくれたのだろう。
と、牛乳をコップ一杯飲んだ。

現在午前2時30分。
全然眠たくない。
明日は仕事なので、早く寝ないとならないのだが…。
これも牛乳の効能なのだろうか?