今日、たまたま読んだマンガの本に、こんなことが書いてあった。
『彼は朝鮮人で、李さんといい、奥さんと子ども二人があるそうだ。
彼のかもし出すムードにのまれてしまったのか、大法螺に惑わされてしまったものなのか、一家四人がいつのまにか二階の六畳に住みついてしまったのだ。
李さんには定職がなく、おまけにそうとうな怠け者なので、生活はかなり苦しいらしい。
それは僕が作ったキューリを時たま奥さんが失敬して行くのを見てもわかる』(つげ義春「李さん一家」より)
昨日の日記で、竹島のことを書いたついでに、ぼくが知っている範囲の朝鮮人の性格を書いたのだが、つげさんも朝鮮人李さんの性格を同じように見ていたということになる。
おそらくこれが一般的な朝鮮人気質なのだろう。
では、日本人の気質はどうなのか。
終戦後、台湾に渡った蒋介石たちは、彼の地でさんざんひどいことをやったらしい。
その当時の台湾の人たちは、『犬去って豚来る』と言ったそうだ。
台湾の人たちは、日本人を『犬』と見ていたのである。
また満州国時代から満州地方に住んでいる人は、「日本人は一般に真面目で勤勉だった。口やかましいけどやることやっていたら何も言いませんでしたよ」と言っていたらしい。
『口やかましい』=『よく吠える』、やはりイメージとしては『犬』に近いものがある。
かつて欧米人は『狐』というイメージで日本人を見ていた。
つまり、日本人が「ずるい人種」に見えていたのだ。
が、それは違う。
自分たちがさぼっている間にも、日本人は働いていたから、当然業績が上がる。
きっと欧米人は、自分たちが休んでいる時も日本人が働いていることを知らず、いつも日本人の業績がいいのは、何か裏で悪いことをやっているからだとでも思っていたのだろう。
元々欧米人は仕事を『贖罪』と捉えているのだから、仕事を『道』として捉えている日本人が理解出来ないのだ。
つまり、欧米人はキリギリスであり、日本人はアリというわけである。
もし彼らが日本人を理解しようと思うなら、日本の歴史や宗教を深く研究しないとならない。
歴史といっても、日本の歴史を「搾取の歴史」だとか「侵略の歴史」などというふうに見ていては、どれだけ時間を費やしても、日本人というのは見えてこないだろう。
日本人でも、教科書に書いてある歴史を絶対だと思っている人や、首相が靖国神社に参拝するたびに文句を言っている人たちは、日本人というのが見えてないのだから。
そういえば、日本人が世界の人に理解されない理由の一つに、『暴走癖』というのがある。
いったん走り出すと、周りが見えなくなり、気がついたら取り返しのつかないことになっているのだ。
それをやるのは、決まって頭がいいと言われる馬鹿たちだ。
彼らは「自分たちはいいことをやっている」としか思ってないから、始末が悪い。
誰のことを言っているのかと言えば、昔なら陸軍、今は左翼である。
彼らは国の方針というものを、全く無視して、自分たちの信じる「いいこと」を追求していく。
そのため他国の人たちから、「言うこととやることが全く違うじゃないか」ということになる。
昔陸軍がそれをやったため、日本のイメージが悪くなり、結局戦争を避けられなくなったのだ。
今また左翼たちが暴走し、日本のイメージを悪くしようとしている。
いったい、左翼たちがやっている暴走とは何か?
それは、謝罪である。
国家間では終わっている問題を、くどくどと蒸し返しているのだ。