「参議院選か。ということは、またチラシ攻撃が始まるのか」
そんなことを思いながら家に帰ってみると、さっそくポストに入っていた。
表紙に、-こんにちは 日本共産党です-、と書いてある、ぼくが一番見たくない党のパンフレットだった。
その場で破って捨てようかと思った。
が、思い直して家まで持ってきた。
「日記のネタにしてやれ」と考えたのである。
そのパンフレットの2ページ目は、
-日本共産党は こういう日本をめざします-
である。
日本を陥落させようとしている売国党には、もう日本という言葉は無かったんじゃないのか。
しかも、『国民が主人公』と書いている。
えーっと、おたくは『国民』じゃなく、『地球市民』じゃなかったっけ?
都合のいい時だけ、『国民』という言葉を使わないでほしいものだ。
しかし、このパンフレットはわざとらしく『国民』という言葉を多用している。
ふざけるな、である。
さて、注目したのは『外交』のページだった。
-安保条約をなくし、独立・平和・非同盟の道をすすみます-
『平和外交にとりくみ、非同盟・中立の流れに合流する』
と言っているが、平和外交とは中国・韓国・北朝鮮という馬鹿三国にひざまずく外交のことを言っているのか?
すべての国に、「先の戦争では、多大なるご迷惑を…」と謝罪することを言っているのか?
さらに『憲法9条の完全実施にすすむ』である。
非同盟の上、自衛隊の軍縮ときている。
もし外国からテロ攻撃を受けた時、いったい誰がどうやって国を守るのだろうか?
よく言われているように、一国平和なんていうのは絵空事にすぎないのだ。
彼らが好む言葉、「話し合いましょうよ」で、いったい何が解決するというのだろう。
実際の話、銃を持っている人間を目の前にした時、「話し合いましょうよ」と言える人間が何人いるというのだろう。
丸腰相手、しかも味方が多数いるからこそ、居丈高に「話し合いましょうよ」と詰め寄ることが出来るのだ。
映画『ダイ・ハード』で、「交渉してくる」と言って、犯人グループのもとに話し合いにいった人間がいたが、確か殺されたんだったよなあ。
世の中、そうは甘くない。
話し合いで片を付けようとする場合は、相手に何らかのメリットを与えないことには無理なのである。
そのメリットについて、売国夢見党の共産党さんは、どういうお考えを持っておられますか?
最後に、『未来』というページ。
-人間の自由・個性が花ひらく社会へ-
あのう、中国と、北朝鮮はいまだ共産主義なんですが、いったいどこに『人間の自由』といったものがあるんでしょうか?
さらに北朝鮮に関しては、『個性』も認めていない。
あの国にあるのは、金正日の個性だけである。
さすが絵空事の好きな売国夢見党、現実が見えていない。
さて、このパンフレットだが、これは例の『マニフェスト』なるものなんだろうか?
ああ、そうか。
元々『マニフェスト』というのは、共産党宣言のことだった。
ということは、『マニフェスト』で間違いないのか。