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福岡大虐殺

南京事件証拠写真」を検証する』という本を読んでいる。
けっこう話題になっている本で、新聞や週刊誌などにも取り上げられていた。
南京事件に関しては、多くの日本人が「嘘くさい」という認識を持っているが、今回のこの本は、その嘘くさい根拠になっている証拠写真なるものをすべて検証したもので、その結果「くさい」が取れて、はっきり「嘘」ということになった。

この証拠写真なるもの、北朝鮮から死亡の証拠として持ち帰った、横田めぐみさんの『遺骨』に似ている。
こちらも調べたら、やはり『嘘』だったわけだ。

しかし、検証は不可能とされた『遺骨』の検証が出来るのに、どうしてより検証の簡単な、『写真』の検証が出来なかったのだろうか。
それはきっと、戦後に米中韓朝あたりから、さんざん戦前の行為に対する文句を言われ続けてきたために、いつしか日本人の頭の中に「日本人=悪」という図式が出来上がったせいだろう。
それに呼応して、ある時期、「戦前戦中、日本人は悪いことをした」と言いさえすれば善人と思われる、風潮が我が国には確かにあった。
そういう風潮の中、ひと言でも「南京事件はおかしいぞ」と言えば、危険な思想の持ち主と捉えられ、右翼のレッテルを貼られたことは想像に難くない。
それゆえに、南京事件という腫れ物に触れないできたのだと思う。

さて、この本を読んで、思ったことがある。
南京大虐殺は嘘だという本が、ここ数年かなり出ている。
そこには、そう主張するだけの証拠もちゃんと書かれている。
南京大虐殺はあったという立場の本にある、いいかげんな証拠(つまり、今回検証され、嘘と判明した写真)と比べると大違いだ。
おそらく、そういう本を読んだら、誰しも南京大虐殺は嘘だと思うことだろう。
しかし、これを読んでも、それを受け付けない人たちがいるのだ。
それは、誰あろう中国人である。
彼らは、タイムマシンでその時代、その現場に連れて行て見せても、南京大虐殺は嘘だということを受け付けないだろう。
そういうお国柄だからだ。

しかし、彼らが受け付けないと言って、こちらのほうはムキになる必要はない。
それならそれでいいのだ。
それと同じことを、こちらもやってやればいいのだから。

例えば、今回判決の出た、中国人による福岡の親子4人殺害事件。
それを、数千人程度の「戦死者」を「虐殺」されたと言い張り、それもその数20万人と偽って発表した中国人のように、
「中国政府が派遣した兵士が、福岡で一般市民4万人を殺害した」
と世界中に向けて発表すればいい。
当然、中国政府は文句を言ってくるだろう。
しかし、それに取り合わず、今度は、
「その際、彼らは強姦・略奪・放火、要するに極悪非道の行為に興じ、街はさながら生き地獄の様相であった」
と発表するのだ。
もちろん、これに関しても中国政府はクレームをつけるだろうから、それに対して今度は、虐殺した数を「10万人」につり上げるのだ。

そして最終的に、「120万人虐殺」まで持っていく。
「事件前の福岡の人口は120万人だった。その虐殺の後も120万人いたじゃないか。それはおかしいだろう」
そう言ってきたら、
「別におかしくない。それを言うなら、南京は大虐殺の後に、人口が5万人増えているじゃないか。そちらのほうがおかしいだろう」
とやり返してやれ。
彼らに言わせれば「嘘も百回言えば本当になる」らしいから、『福岡大虐殺』は、いつしか既成事実となるだろう。
謝罪と補償を要求する。