【ただいま午前1時33分】
昼間から頭が痛い。
ズキズキ、ズキズキ痛むのだ。
何もしない時はどうと言うことはないのだが、首を振ったりすると、頭の中に虫歯があるようでとても痛い。
理由はわかっている。
クーラー病である。
今日は朝から、会社のエアコンの温度が少し低めに設定してあったのだ。
最初はそれほどでもなかったが、時間が経つにつれ腕などが冷えてきた。
「こりゃいかん」
毎年のことなので、腕が冷えるとどうなるかということは、熟知している。
つまり、その時点で、昼からの頭痛を予想していた、ということである。
案の定、昼頃から頭に違和感を感じ、それがだんだん痛みに変わってきた。
こういう時の対策として、ぼくは外に出て日に当たることが多い。
体が冷えているなら、温めれてやれ、ということだ。
ほとんどの場合はこれで治る。
ところが、今日はあいにくの曇り空で、日は照ってなかった。
そのため冷えは、いつまでたっても取れない。
しかたなく店内に戻ると、また体が冷える。
そういったことを繰り返していくうちに、本格的に痛くなってきた。
いったん痛みが定着すると、もうだめである。
家に帰って酒を飲むか、風呂に入るか、もしくは寝るかしないと治らない。
ところが、今日の痛みはしつこくて、すでに酒は飲んだのだが、痛みは去ろうとはしない。
かといって、この日記が終わるまで、風呂も入らなければ、寝ることもしない。
ということで、ただいま午前1時33分、まだ頭痛と闘い続けている。
【ただいま午前6時58分】
いつまでも頭痛が治らないので、日記を途中でやめ、寝ることにした。
横になって以降の記憶がないから、きっとすぐに眠ったのだろう。
途中、一度トイレで目が覚めたが、その時もまだ頭は痛かった。
が、起きている時ほどではなかった。
目が覚めたのは、6時半だった。
起きてからすぐに首を上下左右に、恐る恐る動かしてみると、すでに頭痛は治っていた。
これから暑くなるにつれ、こういったクーラー病に陥る機会が増えてくる。
我が家は6階で窓を開ければ涼しいので、エアコンを入れることはほとんどない。
問題は会社である。
エアコンがだめだという個人的な理由で、そのスイッチを消すわけにはいかない。
かといって、厚着をするわけにもいかない。
なぜなら、まったくエアコンの効いてない、というより外より暑い倉庫に行くことが多いからだ。
その都度、脱いだり着たりするのも面倒だし…。
何かいい方法を考えなきゃならん。