そこで次のタイトルが必要になってくる。
以前もそのことを書いたが、ここにきてようやくその答が出た。
そのタイトルは、『吹く風』である。
すでにブログでそのタイトルを付けているが、これをサイト名にも用いることにしたのだ。
ということで、今、着々とその準備を進めている。
それが完成し次第、50歳を待たずに、そのサイト名をメインにしようと思っている。
さて、その『吹く風』という名前の由来だが…。
ああ、これも前に書いたことがあったんだった。
まあ、いいか。
もう一度説明しておくと、『吹く風』というのは、東京に在住していた時期につけていた、ぼくの日記帳のタイトルである。
なぜその名前を選んだのかというと、その日記をつけだした日が暑かったからである。
その暑い日に何をやっていたのかというと、窓を閉め切って歌の練習をやっていた。
その時練習していた歌は『影枕』という歌で、その歌詞に
たまに吹き来る風に任せてという箇所がある。
それがこびりついてしまい、日記帳のタイトルを考えた時、真っ先にこの箇所が出てきた。
しかし、何か長ったらしい。
そこで、『吹く風』にしたのである。
当時の日記にどんなことを書いていたのかというと、おかしな人のことやグチである。
考えてみると、今ネット上でつづっている日記も、おかしな人のことを書いているし、グチも書いている。
ホームページという目新しいことを始めたつもりだったが、あの当時と書いていることは何ら変わってないのだ。
言い換えれば、ずっと『吹く風』をつづっていたことになる。
日記のメインを、普通の日記サーバーのものからブログに切り替える時のことだが、「ここに『頑張る40代!』という名前を付けるのはいいが、40代もそう長くはない。何か一生遣えるような名前はないものか」と思って、いろいろとタイトル探しをやっていたことがある。
その時に、ふとその『吹く風』の存在を思い出した。
ずっと東京時代の延長をやっているわけだから、いわばライフワークみたいなものだ。
それなら、これをブログのタイトルにしてしまおう、ということになったのである。
そして今回、またしてもポスト『頑張る40代!』を考えなければならなくなった。
しかし、ブログのタイトルを考えるのにうんざりしたこともあり、もうそういうことに関わりたくない。
そこで、ブログタイトルを、そのままホームページのタイトルにすることにしたわけだ。
つまり、安易な道を選んだわけである。
もうすぐ完成する。