昨日、ブログ『ショートホープブルース♪』(タイトル変更)で「スポットライト」という曲を公開した。
1978年東京にいた頃に作ったものだから、この曲もぼくのほとんどのオリジナル曲と同様に、そろそろ30年になる。
歌詞を見てもらったらわかると思うが、この曲はこれは結婚披露宴の歌である。
そのため、この曲を聴いた人が、「この曲を親戚の結婚式で歌わせてくれ」と言ってきたこともある。
しかし、その時ぼくは断った。
なぜ断ったのかというと、この曲が未完成だったからである。
なぜ未完成のまま放っておいたのかというと、ぼく自身がこの曲を気に入ってなかったからである。
なぜ気に入ってなかったかというと、ギターで作った曲だからである。
そういう気に入らない歌を、なぜ今頃やるのか。
それは、完成したからである。
仕事が終わって家に帰る途中、ふとこの歌が口をついて出た。
「ああ、こういう歌もあったなあ」などと思っているうちに、曲が出来上がってしまったのだ。
そこで家に帰ってから、すぐにギターを手にしてこの歌をうたってみた。
まあまあである。
ということで、何日間か練習して、何とか様になったので、昨日公開に踏み切ったというわけだ。
ところで、この歌は当初『K君』というタイトルがついていた。
別に、高校時代の友人K君の結婚のために作ったわけではない。
では、なぜ『K君』なのかというと、特に理由はない。
たまたまこの歌を作った時に、高校時代の同級生であるK君の顔が浮かんだので、『K君』としたまでである。
まあ、その縁(?)もあって、K君の結婚式に呼ばれたらこの歌をうたおうと思っていた。
だが、その後K君と会うことはなかったために、その案は没となった。
…というエピソードがある。