18日の日記に四柱推命のことを書いたのだが、一つ書き忘れたことがある。
それは、ぼくの死ぬ時期である。
その本によると、どうもぼくは70歳から80歳の間に死ぬらしい。
ということで、例の「7のつく年は苦難の年」という法則に従えば、79歳か80歳の時に死ぬことになる。
あと31年の命である。
まあ、ぼくの今世における寿命はそんなものだろう。
それはそれでいいのだが、死因を見てちょっとびっくりしてしまった。
その本では、死因を四つに分けているのだが、その1が病死、2つ目が事故死、3つ目が自殺、4つ目が他殺となっている。
で、ぼくがいったいどんな死に方をするのかといえば、4つ目の他殺である。
つまり殺されるわけだ。
それを読んで、ぼくがすぐに思ったことは、「そんな馬鹿な」ではなかった。
「いったい誰に殺されるのだろうか?」だった。
周りを見ても、殺し殺されするような因縁のある人間はいないし、これからも出てくるとも思えない。
ぼくみたいな、叩いても日記と歌くらいしか出てこない人間を殺して、何が楽しいのだろう。
まあ、そういうことは別にして、その死亡期のところをよく読んでいくうちに、ちょっと疑問を感じた。
実は死因の4つの順番は、死因ベスト4といった多い順に並べたものではなく、ランダムに並べたものなのだ。
では、その確率はというと、4つ均等なのである。
4つ均等ということは、つまり25%ということだ。
いったいどの世界に、死因の25%が殺人というところがあるのだろうか。
まあ、この四柱推命という占いは、戦争に明け暮れている中国で生まれたものだから、死因が戦死という意味なのかもしれないが、25%というのは大げさである。
戦時中の日本だって、そこまで多くの人が戦争や空襲で死んだわけではない。
文化大革命時の中共だって、粛正したのは2000万人だから、当時の人口からすれば、わずか数%に過ぎない。
自殺だってそうである。
人口の25%の人の死因が、自殺だとは到底考えられない。
狭い範囲(例えば戦場)での、集団自決というのはあるかもしれないが、四柱推命というのは兵士を占うものではなく、この世に生を受けた人すべてを占うものなのだ。
やはり、占いの死因などはあてに出来ないということだろう。