頑張る40代!

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寝るための準備運動

ひと頃、首が痛いだの、背中が痛いだの言って騒いでいたが、ここに来て、ようやく治ったようだ。
別に、整骨や針灸に通ったわけではない。
もちろん、外科医なんかにも行っていない。
では、自然に治ったのかというと、そうではない。
実は、首・背中が痛くなって以来、毎日欠かさずにやっていたことがある。
それは、寝るための準備運動である。

寝る準備運動というと、変に思われるかもしれないが、一日の中で、一番体を痛めやすいのは、寝ている時間である。
確かに、起きている時には怪我をすることもあるだろうが、それは注意すれば、ある程度は防ぐことが出来る。
仕事などで、ずっと同じ姿勢を取っていても、起きているから、何らかの矯正は出来るというものだ。
しかし、寝ている時は、そうはいかない。
変な姿勢を取っていたりしても、気づくことがないのだ。
その結果、腰が痛かったり、肩が重かったり、首を寝違えたりし、日常生活に支障を来すことになる。
寝るための準備運動というのは、そういうことを極力防ごうとするための運動である。

で、寝るための準備運動とはどういうことをするのか?
別に特別なことをやるのではない。
やるのは、ただのラジオ体操である。

ラジオ体操というと、簡単に思えるかもしれないが、毎日となると、話は違う。
簡単と思っていたラジオ体操が、急に難しくなるのだ。
体操そのものが難しくなるのではない。
継続してラジオ体操をやることが、難しくなるのである。
ぼくは、今まで何回も挫折している。
しかし、今回は頑張った。
そのおかげで、完治したのだ。

ラジオ体操と言えば、以前ぼくが体調を崩した時に、ある人から「いつも体調崩しとるみたいやね。何か運動しよる?」と聞かれたことがある。
その時、ぼくは「しよるよ」と答えた。
「どんな運動?」と聞くので、ぼくは真面目に「ラジオ体操」と答えた。
すると、その人は突然笑い出し、「ははは、ラジオ体操が運動か?ただの準備運動やないね」と言った。
「準備運動だって、立派な運動やん」
「そりゃそうやけど、‥‥ラジオ体操…、ハハハ…」
何が受けたのかは知らないが、その人の笑いは止まらなかった。

そのあと、その人は会う人会う人に、そのことを言って回ったようだ。
それを聞いた人たちが、ぼくのところにやってきて、「しんちゃん、あんた面白いねえ。ラジオ体操が運動なんね?」と、面白がって言った。

『じゃあ、聞こう。
あんたたちは運動だと思って、テニスとかバレーボールをやっているらしいけど、それは毎日やっているのか?
どうせ、サークルなんかでやっている、お手軽なものだろう。
週1回か2回やってるだけじゃないか。
間が開くせいで、やった翌日は、肩が上がらんの腰が痛いの言っている。
ぼくに言わせれば、そんなもの運動でも何でもない。
闇雲に体を痛めつける、ただの競技じゃないか』
ぼくはその時、そう思ったものだった。

ラジオ体操を侮ってはいけない。
確かに5分そこらの体操かもしれないが、真剣にやると、しっかり汗をかくのだ。
『安心』や『爽快』などの健康雑誌があるが、そこにはきなこドリンクやアロエなどとならんで、時々ラジオ体操の効能も書いてある。
しかし、テニスをやって難病が治ったとか、バレーボールをやって長年苦しんできた腰痛から解放されたとかいう話は、一切載っていない。

そもそも、このラジオ体操は、健康増進を目的として作られた運動である。
だから、毎日やっていれば、嫌でも健康体になれるのだ。
時間もかからないし、どんな場所でも、どんな服装でも手軽に出来る。

今、午前2時である。
そろそろ、ラジオ体操の時間だ。